
料理は舌で味わいますが、その前に目でも楽しみたいですよね。
ちょっとした工夫でおいしく見えるコツがあります。
気になった方は是非ごらんください。
こんな人におすすめ
- 料理を始めたけど、全部自分で作るのは難しいと感じている人
- とりあえずパパッと見た目の良い料理を作りたい人
- パートナーが刺身をパックのまま出してくるのが不満な人
そもそも盛り付けとは
完成した料理をお皿や器に盛ることです。

そのままですね。
料理は見た目が8割?
先日のジョブチューンで三つ星シェフがファミリーマートのツナマヨおにぎりを、見た目が悪いということで食べてもらえなくて担当者が泣いてしまう。なんていう騒ぎがありましたね💦
料理は見た目が悪くても味が美味しければ良いと思いますが、盛り付けにこだわった料理はさらに美味しく感じるのではないでしょうか。
いくら美味しくても食べてもらえないのであれば、どうにもならないですからね。(汗)
実際に盛り付けをしてみる
下の写真をご覧ください。


この2枚の写真はどちらもマイワシの刺身ですが、どちらが美味しそうに見えますか?
切り方の好みもあるかもしれませんが、左の方(1枚め)の方が美味しそうですよね、器も、材料もほとんど同じです。

「盛り付けが大事」ということがわかったので、次のステップに行きましょう!
盛り付けの基本
彩・高さ・バランスです。
ステーキ屋さんでハンバーグやステーキを頼むと付け合わせに人参、ブロッコリー、ポテトなどがついてきますよね。
これが彩です。
居酒屋でお刺身と頼むと大根のツマや大葉が下に敷いてあったりして高さを作ります。これが高さです。
バランスは…バランスですね。
コツを掴めばセンスはいらない
私は料理をするのは好きなのですが、センスはない上に手先はどちらかというと不器用です。
大根の桂剥きは何度練習してもできないし、刺身や野菜を同じ幅に切るのがとても苦手です。
そんな私でもおいしく見えるような盛り付けを心がけて、彩・高さ・バランスを意識して盛り付けています。
料理をしてさらに盛り付けにこだわって、なんて難しい。
と思った方はまずはスーパーで買ってきた惣菜や刺身をお皿に盛り付けてみましょう。

この写真はスーパーで買った刺身の盛り合わせをそのまま角皿に移したものです。
ちょっと写真の加減で分かりにくいですが、手前を低くして奥が高くなるように、手前はアジなどの小さい魚、奥はマグロ、カツオを置いて高さを出すようにしています。
コロッケやカツなどを盛り付ける際はキャベツの千切りの上に乗せて高さをだし、輪切りのレモンなどで彩を演出すると良いですね。
バランスについては、食卓に並ぶお皿全体を考えて出せばいいので、お皿ひとつでこだわらなくても良いと思うのですが、極端に料理がお皿の端にあると違和感がありますよね、その辺を考えてバランスよく盛っていけば問題ないと思います。
彩に使えるおすすめアイテム
- 赤系
- トマト
- 人参
- 赤パプリカ
- 黄色
- 黄パプリカ
- コーン
- ポテト
- 緑色
- レタス
- キャベツ
- ブロッコリー
- きゅうり
- オクラ
- その他
- 紫キャベツ
- 紫たまねぎ

彩についてはお皿の色も大事です。模様の入ったお皿と無地のお皿いろいろ使い分けてみてください。初心者はどんな料理にも使える白の無地をおすすめします。
高さを出すのに使えるアイテム
これは食材の下に敷けるものならなんでも大丈夫です。大根や人参をツマにしたり、そのままザクっと切ったりしても大丈夫です。
注意してほしいのが「お皿の上には食べられる食材のみを使う」ことです、野菜を使うにしてももう食べられない部分や砂や埃が付いているものはお皿に乗せないでください。もちろん生肉もNGです。
まとめ
上で料理は見た目が8割と書きましたが、そんなことはないと思います。
ただし見た目が悪い料理は「食べたい!」とならないでしょうし。あまりにもひどいものは「ちょっとこれは…。」となってしまうと思います。せっかく作った料理を食べてもらえるように盛り付けにこだわってみてはいかがでしょうか。
最後に注意になりますが、自分のこだわりで出た洗い物は自分で洗いましょう!
最初は何にでも合わせやすい白いお皿がおすすめです。
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